2008年4月2日水曜日

特許裁判

「特許裁判」という小説を読んだ。
弁理士も登場するが、残念ながら、それほど活躍しない。
日米の訴訟の進行の違いがおおまかには分かる。
が、知財関連については、それほど掘り下げた描写があるわけではない。
実務経験のなさを、わずかでも小説体験でフォローしようという魂胆は
まったく無理な相談のようだった。やれやれ。
娯楽小説としてはまずまず。ちょっと展開に無理があるなあとは正直思ったが。
そんなに頭を使わず最後まで一気に読ませる娯楽性は高いので、
弁理士受験生が、どうしても勉強をする気がおきないときの気分転換などにはよいかと。
僕も暇つぶしにはなった。いやいや、基本情報技術者の試験まで3週間を切り、
暇などつぶしている場合じゃないのだが…。


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