2008年10月22日水曜日

おくりびと

2日連続の映画鑑賞。
今日は会社帰りにマリオンで。
評判に違わぬ素晴らしい映画だった。
もっくんもよかったが、なんといっても
山崎努の演技が圧巻だった。
山崎さんには、昔、仕事で
こてんぱんにしかられて、
けちょんけちょんにめげたこともあったのだが、
こんなすごい人にしかられたことがある
というのも今となってはよき思い出である。
あと、広末涼子がよかったな。
売れ始めた頃の広末は全然好みじゃなかったのだが、
「鉄道員(ぽっぽや)」で、見直し、
その後、今に至っては、
相変わらず自分の好みのタイプというわけではないのだが、
それでもほんとに綺麗になったなと素直に思える女優さんになったと思う。
それにしても、とにもかくにも、
映画を観て泣くというのは、ほんとにいいストレス解消になる。
これもおススメ!上映中。もうすぐ終わっちゃうのかな。

2008年10月21日火曜日

ハッピーフライト

日曜日にソフトウエア開発技術者の試験を受けてきた。
結果は非常に残念ながら今ひとつ。
午前と午後Ⅱはボーダーをクリアできたが、
午後Ⅰが自己採点で、55点。
最低ボーダーといわれている60点に5点ほど届かなかった。
まあ、最終的には12月の発表をまってみないとわからないのだが、
見通しは暗い。いろいろな意味で非常に痛い。
去年の弁理士の論文式で、試験運を使い果たしてしまったのかも。
まあ、失敗してしまったものは仕方がない。
ここから、どうリカバリーショットを打つかだ。
反省すべきは反省し、しかし、前を見てやっていこうと思う。

で、そんな気分で社内試写で観た「ハッピーフライト」 。
「ウォーターボーイズ」「スイングガール」の矢口史靖(しのぶ)
監督の最新作である。
矢口監督のデビュー作・原点である「裸足のピクニック」の
豪華ジェット機版という感じがした。
理屈抜きで誰でもお気軽に楽しめる一方で、
「はだピク」以来の矢口マニアの欲求も満たしえるであろう映画になっていた。
飛行機一機飛ばすのに、こんなにいろいろな人がいろいろなことをしているのだ
というハウトゥものとしても面白かった。
そして、健在の矢口ギャグには、
おおいに笑わせてもらったついでに、
ハッピーは、アンハッピーの向こうにこそあるものであり、
裏を返せば、ハッピーな着地より、アンハッピーなフライトそのものが
実は、ハッピーそのものなのかもしれないと、そんなことを思わさせられた。
11月15日公開。おススメ!