2008年12月9日火曜日

科学の方法

一念発起。ノーベル賞を目指します。
てなわけはなくて、
ただ、科学技術におおいに関連する仕事を
していくとして、
根本的な部分でほんとに科学技術のことが好きになれるかどうか、
少なくとも科学技術アレルギーではないことを
確かめてみたくて、自然科学論の古典的名著である本書を、
20数年ぶりに本棚から引っ張り出してきて再読した。
技術的な意味で完全には理解できない部分も若干あったが、
概ね、面白く読み直すことができた。
人間のなんたるかをつきつめていくのは、
人文系の学問の大きな魅力であり、
僕はそこに惹かれて文系の道を歩んできたわけだが、
自然科学と言えども、
自然と「人間の」共同作品であり、
科学の進歩っていうのは、
「人間の」営み以外の何者でもないのだよね。
そういう意味では、
もともと、理科は体育の次に好きだったこともあり、
(小学二年生のときの作文にそう書いてある)
それなりにではあろうが、
理科系の事にも、素直にちゃんと興味は持てる気がする。
それから、
科学と正しいおつきあいをするために必要なことは、
科学の限界を知っておくことだと思う。
過大評価も過小評価もせずに、つきあっていけたらよいと思う。
てなことを、この本を読んで考えた。



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