2009年5月25日月曜日
火災警報器
2009年5月18日月曜日
コンサルタントの習慣術
ベストセラーになっている本を何となく買って何となく読んでみた。目から鱗というほどのことはなかったが、成功に至るには、正しい方法はあるが近道はないことを、再確認する意味ではよい本だと思う。
ひたすら目標を立てて決心する、とにかく頑張る、というだけでは習慣化は成功しない。習慣化にはコツがある。それをひと言でいえば、「習慣化のプロセスをマネジメントするという発想と技術だ。(中略)習慣化をマネジメントするポイントは「①見える化」「②ランドセルサイクル」「③愚直さ」である。
①は自分の状態(作業の進捗状況等)を客観的に見える状態にしておくこと。
②は常に先回りして早め早めに物事に着手しか余裕をもってたづけていくこと。
③は①②の習慣を愚直に継続すること。
である。
「着眼大局・着手小局」で日々の行動の意味・目的を明確にする。
という言葉も、特に、これからの日々の中で忘れないようにしようと思う。
2009年5月12日火曜日
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
連休中に、DVDを観ていたのだが、その内容の重さに、軽々しくコメントしがたく、少しでも考えがまとまらないかと、連休明けから、警察側の視点から書かれた本も読んでみた。しかし、僕には、彼らを断定的に評価する適切な言葉がみつからない。視野狭窄は危険であり悲しいことだ。くらいは分かるが、それだけで済む話なのかどうかは分からない。分からないが、とにかく哀しい物語である。
2009年5月8日金曜日
ROOKIES 卒業
2009年5月2日土曜日
2009年5月1日金曜日
スラムドッグ$ミリオネア
2009年4月29日水曜日
ノルウェイの森
20年前の大ベストセラー、社会人1年生のときに読んだ小説を20年ぶりに読み返してみた。生と死、セックスと愛についての物語である。物語の中で主人公のワタナベ君は、親友を自殺で失うのだが、初めてこの物語を読んだ24歳のとき、僕自身がその10数年後に、まったく同じ体験(親友の自殺)をすることになるとは夢にも思っていなかった。人生はほんとに何が起こるか分からない。喪失からの再生。それは失ったものを取り戻すということではなく、もう取り戻せないということを受け入れて、それでも生きていくことを是とするか否かの問題なのだとこの小説を読んで思った。20年前はそんなことを考えもせずにこの物語を読んだのだろうと思うが…。
20歳の頃、好きになった女の子に「女が20歳超えたら結婚を前提としないで男の人と付き合うことはできない」と言われたときは、心底驚いたものだ。純粋な恋愛のひとつの結果として、結婚があるというのは理解できたが、恋愛の「前提」に結婚があるというのが、その頃の僕には全く受け入れがたいことだったのだ。恋愛に「前提」があるっていうのが、人間としてすごく不純な感じがしたのだ。それから、少しだけ大人になって今の嫁さんと出会った。根本的な恋愛観は変わっていなかったが、その一方で最初から結婚を意識していた。2年半つき合って結婚した。それから15年たったが、まずまず円満である。(向こうは、いろいろ不満もあるだろうが、こっちは特に不満はない。)すっかりおっさんとなった今日この頃では、恋愛観なるものは、心のずっと奥底の方に埋もれてしまっていて、めったなことで表面に出てくることはないが、でも愛について思うところの根本的な部分は変わっていないような気がした。20年の時を経て、この小説を読み返してそんなことを感じた。小説を読むという行為はそれ自体人生を豊かにするよね。読書は楽しい。