2008年5月28日水曜日

ゆっくり歩け、空を見ろ


今や時の人である東国原英夫氏だが、
ほんの7~8年程前には件の事件により
どん底にいたのだ。
41歳にしての「どん底」で
氏がどんなことを感じていたのかに
興味をそそられ、一気に通読。
父親を乗りこえることができるか
という男にとって普遍のテーマを
ベースにした自叙伝的小説であった。
「どん底」にいるとき、
「どん底」だからこそ、立ち止まって
考えたり、感じたりできることがあり、
それも、また、間違いなく
人生の一部であるのだということが
感じられる一遍として心に残った。
そのまんま東、ただものではない。
さすがだ。

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