2008年8月19日火曜日

サブプライム問題とは何か


サブプライム・ローンが低所得者向けローンで
それが破綻をきたして、アメリカ経済、ひいては
世界経済に悪影響を与えているらしい、ということくらいまでは、
おぼろげに認知していたが、
サブプライム問題が、
略奪的貸付を内部システム的には
自ら制止することができなかった
アメリカ型資本主義の
まさにダークサイドの表出であるという
事の本質がよく分かった。
自分も住宅ローンを抱えていて、
自宅の土地家屋には当然のごとく抵当権が設定されているわけだが、
ローンを組むときは、そのことの意味もよくわかっていなかった気がするし、
誰も説明してくれはしなかった。
マイホームが競売にかけられてもとの木阿弥どころか、借金だけが残ってしまった
多くの低所得者層の人たちのことを考えると他人事ではあっても心が痛む。
そこには必ずしも自己責任という言葉だけで、
すべてを片付けてしまうべきではない問題が存在するように思う。

0 件のコメント: