2008年3月31日月曜日

家族旅行

土・日、家族+母親と、関西地方を旅行してきた。
土曜日は、娘のお気に入りの六甲で日中過ごし、
夜は宝塚のホテル泊。
日曜日は父の故郷である豊岡に行って、墓参りをし、
コウノトリを観て来た。

長男は4月から中学生、
自分のことを顧みれば、
息子も、もう少しすれば、家族より友達っていう
年代になっていくのではないかと思う。
親父としては、
貴重な思い出をありがとうと、子供たちに言いたいと思う。
お父さんは楽しかったよ。ありがとう。

2008年3月27日木曜日

桑田引退

元ジャイアンツの桑田真澄投手が引退を表明した。
「燃え尽きた」ということだ。
桑田投手が1年前、38歳でメジャーに挑戦したことには、
40過ぎで0から弁理士試験にトライしていた自分は
随分、励まされたものだ。
38歳でメジャー挑戦って70歳で弁理士挑戦に近いものがあるから、
自分はまだまだ大丈夫と思ったりした。
ただね…。
僕は、少なくとも子供たちが大人になるまでは、
まだまだ燃え尽きてしまうわけにはいかないところが
ちょっとつらいとこだけどさ。
頑張れる気はしてる。頑張るよ。
桑田くん、お疲れ様。

2008年3月25日火曜日

卒業式

午前中、半休をとって、長男の小学校の卒業式に出席した。
自分のときのことを考えたら、
父親が入学式とか卒業式の類にくるなんてことは
考えられなかったので、自分も考えていなかったのだが、
大半のお父さんは来るわよという、妻の言葉にしたがい、
ちょっと、そういうのに出て気分転換も悪くなかろうとも思い、
出かけていってみると、大半というのはまんざら大げさでもなく
7割方くらいは夫婦で参加している様子だった。
今時の都会の小学校の卒業式はそういうものらしい。
長男の入学式がついこの間のことのようにも、
随分昔のことのようにもどちらにも思える。
自分の小学校の卒業式は、これは、随分遠い昔のことだ。
31年前か…。
川崎市立住吉小学校6年3組、末吉百合子先生、
懐かしい。小学校はほんとに楽しいことばかりで大好きだった。
週末より平日の方が好きだったもんな。学校が楽しくてしょうがなかったから。
(住吉小学校の同窓生の方、このブログ見ていてくれたりしないかな。)
(旧6年3組のメンツ10人くらいとは、毎年会ってるんだけど。残り30人くらいは音信不通)
今は、正直、週末を待ちわびる平日の日々だったりする。
もっと平日を充実したものにしたいと思う。
今はもうちょっと我慢のときなのだろう。
ここまでは来たのだから、もうひと頑張りだ。
ここが辛抱のしどころなのだろう。

2008年3月24日月曜日

犬と私の10の約束

一昨日の土曜日に、娘と二人で銀座で映画を観た。
「犬と私の10の約束」
Yahooとかの書き込みの評判はいまひとつというところだったが、
田中麗奈、豊川悦司、加瀬亮、池脇千鶴…と、
キャストがいいでしょ。今の日本映画としてはなかなかの顔ぶれなので、
犬はかわいいし、あとはなんとかなっているんではないかと、
まあ、そんなくらいの期待度で観にいったら、
これが、けっこう、ちゃんと、いけてるよ、というか、
控えめに意って普通以上、平均以上の映画ではあった。
それに犬好きのバイアスがかかると、これはもう充分楽しめる映画となるわけ。
ちなみにうちの8歳の娘は、
すごーく面白かった。今まで見た映画で一番よかった。
とのこと。
家族で観に行くにはけっこうお勧め度高いです。犬飼ってたりしたらなおさらです。
昨日の日曜日、ここのところずっとさぼってたビーグルの散歩をちゃんとしてみたりした。

2008年3月19日水曜日

知らなかったではすまされない「知的財産法」

と、題して、社内研修の講義を行った。
宣伝部を対象とした研修で、
知財関係の研修用ビデオを観てもらう前に、
40分ほど、
1.知的財産権とは何か?
2.知的財産権の侵害とは?
3.知的財産権を侵害するとどうなるのか
ということについて、
弁理士資格保持者からのレクチャーということで、
基本的な話をした。

一応、弁理士としての初仕事か…?
いまだ未登録ですが…。

2008年3月15日土曜日

サヨナラ負け

野球部の試合に今期初参加。
先週、チームは開幕ダブルヘッダーを2連勝。
僕は基本情報技術者の模試のため不参加だったので今日が一週遅れの開幕。
第一打席はレフトにクリーンヒット。相手外野手が後逸するすきに2塁ベースを回って…、
ところが中途半端な走塁で23塁間に挟まれ、あえなく憤死。
守備でもイージーフライを落球するは、サヨナラ負けにつながる後逸はするわで、
いやいや、ぜんぜん、駄目だった。
まあ、先週、息子とバッティングセンター行ってちょっと打ったくらいで、
ここ数ヶ月は素振りもしてないし、全然、運動してなかったもんな。
やはり、野球の神様は甘くない。
まあ、それでも楽しかった。野球は楽しい。
午後、家族が誰もいなかったこともあり、
パチンコに行き、大敗。もう、やめます。ブログでパチンコやめた宣言。
今日は以上。

2008年3月10日月曜日

基本情報技術者試験 全国統一公開模試

4月に受験予定の基本情報技術者試験の模試を受けてきた。
午前問題は択一で2時間半で80問。午後問題は、同じく記号式ながらやや長文の問題が同じく2時間半で7問。

とりあえず、目途としては、
午前試験については、今の段階でとりあえず、合格点を突破しておく。
午後試験はまだ、勉強が進んでないので、とりあえず問題に慣れること。
ということで挑んだ。

結果としては、ほぼ目論見通りで、午前試験は7割とればほぼ合格というところ、8割ちょっととれたので
まずこっちはok。あとは試験当日にうまく知識のピークをもっていくように気をつけるだけだ。
午後は予定通り、半分弱しかできなかったので、こっちは、これから残りの1ヶ月半で、
午後試験への対応力をつけることを勉強の中心においていくという基本方針をたてることができた。
楽観はできないが、見通しは立ったかなという感じ。

本番は4月20日。ここは取りこぼすことなく突破して、それを踏み台に、次なるステップである、
秋のソフト開発技術者試験にスムーズに移行していきたい。

生物と無生物のあいだ

生命とは何か?という問いかけに対する「生物学的な」一つの答えが
とても分かりやすく語られている。
その語り口は、結構リリカルなんだけど、語っている中身は
どこまでも「生物学的」。無論、そこが、この本の信用できるところでもあり、
一方で、そこが、この本の限界でもある。
つまり、この本は、生命とは何か?という問に対する
哲学的な回答を求める人向けの本ではない。
でも哲学的に思考するにしても、正しく考えるためには、
この本に書かれているような科学的な知識はないよりあった方がいい気はする。
で、そんなある種崇高な生命論の一方で、
生身の研究者の俗っぽい話も随所にちりばめられていて、
そっちも読み物としては結構楽しめる。盛りだくさんのお買い得な新書だった。

2008年3月5日水曜日

へんな会社のつくり方

「はてな」の若き社長は、決して経営の玄人ということではないらしい。
 起業家に求められるものは、必ずしも中小企業診断士的な知識ばかりではないようだ。
それよりは、周りの人がついて行きたいと思う「志」の方が大事なんじゃないかと、
この本を読む限りでは、そういう風なことを感じた次第。
いつか自分も起業できたらいいなと朧気に思っているレベルの僕だったりするが、
非常に興味深く読むことができ、勉強になった。

博士の愛した数式

久しぶりに、じっくりと小説を読んだ。
ここ2年ほどは、受験生だったこともあり、
読書と言えば、何かの役に立つもの
立ちそうなものばかりで、
純粋に読む行為を楽しむということから
遠ざかっていた。
読んでいて楽しかった。
数学の美しさと人生の美しさが響きあう言葉の旋律を堪能した。

で、読み終わったあと少し考えた。

博士には数学の天才的能力がある一方で日常生活を記憶していく記憶力がない。
僕にはこれといった天才的能力はないが、
幸か不幸か、日常生活の断片を記憶していく記憶力がある。
忘れられない嬉しい記憶。例えば、子供が生まれたときのこと。
忘れられない悲しい記憶。例えば、親友が自殺したという現実。
どっちも僕が僕でいる限り忘れられない記憶なんだけど、
記憶と幸福の関係っていうのはいったいどういうことなんだろうか?

私たちは十万桁もある巨大素数や、ギネスブックに載っている、
数学の証明に使われた最も大きな数や、無限を越える数学的概念についても教わったが、
そうしたものをいくら動員しても、博士と一緒に過ごした時間の密度には釣り合わない。

ふつうに考えたら新たな記憶を保存できない博士の人生は絶望的だ。
しかし、絶望の中からこそ奇跡のような幸福が生まれることもある。
と、いうこともまた人生における真理の一つなのだろうな。
といっても、数学の定理のように絶対的なものではないような気もするが…。
みんながそれぞれの真理を抱えて生きているっていうところがまた人間の面白いところだからね。
それはそれでいいのだろう。だからこそ、その一方で数学は美しいと感じたりもするのであろう。
そういうことなんだな。きっと。

いや、よい小説でした。以上。