2007年10月3日水曜日

弁理士口述試験まであと12日

最後の関門である 弁理士口述試験に向けて日々勉強中。
合否に直接大きな影響はないのだろうけど、
「なぜ弁理士になりたいのですか」
ということについては、質問される可能性があるので、これもコンパクトにまとめておいた方がよさそうだ。
先日のLECの模試では、この質問に対して答えに窮し、しばし沈黙してしまった。
そもそものきっかけは宣伝部から法務部への異動だった。そして、どうせ法律に携わるなら、本格的に法律の勉強をしたいと思い、ちょっと調べてみた範囲では、弁理士の仕事が一番面白そうだったというのがとっかかりだった。発明の権利化をサポートするって、どこか映画の宣伝とマインド的には似ている気がしたし…。
それと、もう一つ、その頃読んだ本(「法とは何か」)にあった「芸術は美を追求する。法は正義を追求する。」という言葉が、僕にとっては大方向転換の大きなきっかけでもあった。いや、もちろん、仕事にしたら、そんな、かっこいいことばかり言ってられないのであろうことは容易に想像はついたが、でも、根本的なところには、そういうことが、きっとあるはずだとも思うし…。
あともう一つは、勉強そのものがしたかったというのもあった。大学時代は体育会に所属していて、それはそれで、いろいろあって、他では体験できない感動もあり、それなりに幸せな時間は過ごせたのだが、でも、大学時代にちゃんと学問に取り組まなかったというのは、正直、僕の中で小さくない悔いとして残っていて、それをどこかで取り戻したいという気持ちもあった。
と、いうことやら何やらで、結局のところは「人生の後半戦、いっちょやってみるか!」、と、いうくらいの大雑把なノリで、法律そのものや弁理士という職業について漠然としたイメージ以上の知識は持ち合わせていないまま、とりあえず走り始めちゃいましたというのが実際のところだ。その決断は、僕の人生の中でもけっこう大きな決断だったんだけど、なぜか、そんなに迷いはなかった。そこからは、けっこう大変だったけど…。
ああ、あれから2年か…。ここまで来たら、何としても今年合格したいものだ。
ムム、全然コンパクトにまとまってないぞ。
まあ、いいか。「現場思考(出たとこ勝負)」でなんとか乗り切ろう。

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