2007年10月15日月曜日

弁理士 口述試験

本日、弁理士試験の最終試験である口述試験を受験してきた。
合格発表は11月6日(火)なのであとは結果待ちだが、多分大丈夫だと思う。
各科目とも1回ずつくらい助け舟は出してもらったが、沈黙やパニックに陥ることはなく、まずまずスムーズに最後の質問までたどりつくことができた。(3科目でCが2つ以上なければ合格なのだが、特実と商標は時間が少しあまって最後はなごやかに雑談だったので、少なくともこの2つの科目でCということはないと思う。)
もっとガチガチに緊張するかと思ったが、緊張感が足りないよりはかえって集中力が発揮できる程度のほどよい緊張の度合いだった。1回目の模試のときの方がよほど緊張した。
昔から、わりと試験というものには強かった。緊張等で力を発揮できなかったということは一度もない。
家で練習問題を解いてるときに解けないような問題が、本番では火事場の馬鹿力で解けてしまい、結局、本番のときがどの模試よりよくできたというパターンがほとんどだ。というか、それだけで試験というものを乗り切ってきた感もある。
今日もその類である。家で過去問を見ながら自問自答している分には、分からなくて解答をみてしまうであろう質問が2つほどあったが、2つとも、なぜだか、とっさに、それなりに正しいであろう答えがどっからともなく頭の中に降りてきて、それを、そのまま堂々と答えることができた。
まあ、今日のところはよかった、よかったということで、よいと思う。ああよかった。
ただ、試験はスタートラインに着くための予選みたいなもので、だから、1日、2日はちょっと休憩するけど、また、すぐに本番(実務)に向けて勉強を再開するつもりでいる。ここまで来てしまえたから言えることかもしれないが、丸腰で特許業界に参入しようとしている僕にとって、この試験の合格は、試験にうかるための勉強を早く切り上げて、次の勉強に進めるようになったという意味しかない。これからが大変なのである。まあ、そういう意味で早く切り上げることができそうなことはよかった、よかったなのだけど。
道は険しく長い。でもそれを楽しんでいきたいとも思う。

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