2007年10月5日金曜日

口述模試

昨晩は、会社が終わったあと、「弁理士クラブ」の口述模試を受けてきた。あと10日ほどに迫った弁理士試験の最終試験である口述試験の模擬試験である。口述試験では、特許法・実用新案法、意匠法、商標法の総合的な理解と知識が試験官との面接による一問一答形式で試される。ここで落とされる人間は1割くらいしかいないのだが、ただの1割ではなく、全受験者の中ですでに7%くらいに絞られた人間の中での1割だから、やはり不安はぬぐえない。論文式試験の成績が芳しくなくギリギリで通った人間には、厳しい質問がされ、答えられないと落とされるという説もあり、それがほんとだとすると、僕の場合もギリギリで通った人間に該当している可能性がけっこうあるので、ますます状況はシビアだ。
で、模試の様子としては、
最初の商標のとき、商標権の移転の要件が、頭の中で混乱し、しばし沈黙してしまった。模試の先生にあとからアドバイスされたが、「とにかく、全部分らなくても、分っていることだけでも、なんかしゃべった方がいいですよ。」とのことだった。
口述試験では「沈黙」は「金」ではなくて「禁」ということらしい。「以心伝心」とか「目は口ほどにものを言う」もここではありえないのだ。
別の先生には「たとえば意味もなく微笑むとかもした方がいいかもしれませんよ。」とも言われた。「さあ、なんでも聞いてくれ」と、気合を入れていたいただけなのだが、そんなに恐い顔をしていたのだろうか?スマイル!?でも、問題がわからないときに、助けをもとめて、にやにや微笑んでも助けてもらえないだろうしな…。まあ、相手も人間だから少なくとも敵意は感じさせない方がいいとは思うが、この辺はわざとらしくなりそうだから、まあ、普通にやろうと思う。
といった具合だった。
ちなみに今晩も別の会派(春秋)の模試がある。そして次は本番だ。
あと10日、最後の(最後にしたい!!)弁理士受験生生活を悔いの無いように過ごして行きたい。

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