2007年11月30日金曜日

合格祝賀会プライベート版

昨晩は、弁理士試験合格のお祝いということで、宣伝部時代の二人の元上司が
一席設けてくれて、夕食をご馳走になった。
宣伝部の仕事は相変わらず不条理で人間臭くてヘビーな様子だった。
「ついこの間も
家族と過ごしている休みの日に突然携帯がなって
旅行を切り上げて、
夜中に現場にいって、
頭を下げて、話をまとめて、そして
朝方帰ってきた」という話を聞いて
自分もそういう世界にいたんだよなあ、よくやってたなあ、と思った。
なんだか遠い昔のことのような気がする。
受験勉強はたいへんではあったけど、生身の人間とのぶつかりあいの厳しさはないからな。
自分が頑張るかさぼるかだけだから、そういう意味では簡単なことだったとも思う。
一人で頑張り続ける難しさはそれでそれであるけどね。
弁理士になれば、当然、クライアントや発明家の方々とのぶつかりあいはあるのだろうけど、
肉弾戦なら、ちょっとやそっとのことではもう驚かないと思う。
その点だけが、キャリアといえばキャリアかなと思った。

2007年11月28日水曜日

ファイト!

ファイト! 戦う君の歌を 戦わないやつらが笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を 震えながら昇ってゆけ




中島みゆきの「ファイト!」

この歌を最初に聴いたのは18歳の頃だった。

25年後の初冬の朝、また、この歌を聴きながら、駅までの道を歩いた。

ファイト!!!!!!!!

2007年11月27日火曜日

弁理士クラブ主催 新人弁理士向け短期集中セミナー第2回「権利化業務におけるキャリアの作り方。信頼される弁理士になるには」

弁理士といえどもサービス業。
何のサービスかというと、
ビジネスを成功させるためのサポートをするサービスである。
法律や技術についてのプロであることはもちろんであるにしても
プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力も同等に必要である。
法律についていえば、法律頭でっかちにならないで、
ビジネスの成功のためという視点を常に忘れないようにすること。
技術についていえば、専門家と同等の高度な技術知識はまずいらない。
発明者の言っていることがちゃんと理解できて権利化できればそれ以上はいらない。
大学が理系か文系かというのも極論で言えば実質的には関係ない。

と、いう話だった。

プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力はそれなりに培ってきたものが僕にもある。
それは人並み以上のものがあることは自負するところだ。

何かやれるかもしれないという気になったな。
まあ、あまり一喜一憂しないで、粛々と、目の前のできることをやっていくだけだが。
何か状況が変わったわけではない。課題は山積のままだ。
でも望みがないことはないな。明日からまた、がんばろう。

2007年11月26日月曜日

京都・六甲

23日~24日。母と娘と僕の3人で、京都、六甲に行ってきた。
息子は受験勉強のため今回は不参加。妻もそれに伴い不参加。
23日は、まず京都の知恩院に父の墓参り。
ほんとのお墓は山陰の父の生家の近くのお寺にあるのだが、
父が学生時代を過ごした京都にも分骨してあるので、
毎年、この時期、母と知恩院を訪れている。
それから、阪急電車で長岡天神に行って、長岡天満宮に息子の合格祈願。
長岡天神に母方の祖父母が住んでいたので
縁があることもあり、今回、息子のことをお願いするために参ることにした。
合格祈願セット(お札、お守り、絵馬、合格鉛筆、合格はちまき)
3800円也が社務所で発売中だったので
ありがたく購入した。
その後、六甲に向かい、山上のホテルに宿泊。
24日は六甲山牧場六甲山フィールドアスレチックで過ごして
帰ってきた。
牧場では昼食にチーズフォンデュを食べた。
アスレチックは写真を撮りながら娘について歩いただけだが
起伏の多い山道を1時間ほど歩いたので、それだけで
けっこういい運動にはなった。
娘が帰り際に新神戸の駅から妻に「とーっても楽しかったよ」と
メールを打った。
僕もとーっても楽しかった。と思った。
受験が終わったら、
息子にもとーっても楽しい思いをさせてやりたいと思った。

2007年11月22日木曜日

弁理士クラブ主催 新人弁理士向け短期集中セミナー

弁理士クラブ主催 新人弁理士向け短期集中セミナー
「大増員時代、夢のある自らの将来像をいかに描くか」
に参加してきた。

一般論としては、競争は激しくなり、生き残るには
自己研鑽を積んで専門性を高めるべしということだったと思う。
楽観的に言えば、それなりの自己研鑽を積んで
専門性を獲得すれば、道は明るいととることもできる。という話だった。

まあ、でも、一般論はもういいや。わかりました。という感じ。
情報理論でいうところのエントロピーがそんなには多くないですなってところか…。
(いやちょっと違うかな、情報量ってのは相対的なものでなくて絶対的なものらしいから。
かじりかけの知識を中途半端にひけらかすと恥をかくぞ!!と一人呆けツッコミ)
もちろん、一般論はそれはそれとして
知っておく必要はあると思うので、そういう意味では
今日のセミナーが僕にとって無意味だったというわけではないのだが…。

しかし、
決して一般的な合格生ではない自分に一般的な希望的観測をあてはめて安心したり、
逆に文系実務経験なし高齢というネックがあることを一般論としていたずらに悲観したり、
一喜一憂していてもしょうがないということだ。
一般的には難しいかも知れないけど不可能ではない。
一般的に言えばリスクはあるけど絶望的ではない。
分かった上でトライするかどうか。そういうことだよね。

高校のとき、野球部に入ってみたら一般入学生は自分だけで、
同期はみんな、野球入学の特待生だった。
基本的には野球で高校に入ってきて、
大学にも野球で行く人たちだ。
そんなの知らなかったよー
といっても始まらない。
勉強と野球の両立は無理だと思ってどっちかをあきらめてしまっても無理からぬ状況だったが、
20数年前の僕は、四の五の言わず、どっちも歯をくいしばって頑張りぬいた。
当時、野球部の活動と大学現役合格は両立しないだろうというが
一般論だったといっても過言ではないと思うが、
僕はそんな一般論にひるむことなく、最後の3年の夏まで野球部を全うした上で、
大学も、現役で慶応義塾大学に合格した。(この情報はけっこうエントロピー高いぞ!)
これを、若かったからだよ、の一言でくくってしまいたくはないな。
まあ、家族の生活とか背負ってるものは重いから慎重にはならざるを得ないけど、
もうしばらくは四の五の言わずに、今の自分にできることをやってみようと思う。

最近、勉強さぼりがちなんだよね。
合格後、ほとんど休まずにまた、受験勉強に突入してしまったものだから、
さすがに少し息切れ気味。
でも、少しずつでも進み続けるよ。あきらめるのは、いつでもできる。
若い頃の僕は机上の空論でトライしようとしない自分を正当化することはなかった。
もう若くないからということを自分自身に内在する弱気の隠れ蓑にはしたくないと思うのである。

(今日の参考図書)

2007年11月16日金曜日

2007年11月15日木曜日

DHA



元々は必要な栄養はバランスのとれた食事から採る派で、
サプリ派ではなかったのだが、
昨年、今年と、短答、論文の試験2ヶ月ほど前から試験当日にかけては、
DHAのサプリを服用した。
頭にいいらしいので、とにかく、試験当日に頭の調子をピークに持っていくために
いいと思えることは(予算的に都合がつく限り)なんでもやろうと思って
やったことのひとつだ。
今年は論文後も口述に備えて飲み続けていたら、それが習慣になって、
結局今もずっと飲み続けている。
頭がよくなるといわれている他にも血中の中性脂肪を減らす効果もあるとのことなので。
ここのサプリは値段も手頃なので、他にもいくつか飲んでいる。安いので続けられるのがいい。
合格したのがDHAのお陰かどうかは分からないが、
手を尽くして試験当日に頭の調子をピークに持っていこうとしたこと自体は正解だったと思う。
お守りと一緒で、気持ちの問題が大きいと思うが、実際、論文のあの苦しかった状況の中で、
「あきらめない!」という最後のひと粘りにつながったのだと思えないこともない。

2007年11月14日水曜日

クワイエットルームにようこそ

「クワイエットルームにようこそ」を観た。まずまず傑作。
正直、僕にとっては、あまり好みのテイストではないタイプの映画なのだけど、
それでも最初から最後まで全く退屈しないで、心は揺さぶられたからね。
内田有紀もいい。いいんだけど、でも、おじさん的には、
なにはともあれ、蒼井優が最高によかった。
フラガール以来の快進撃はおじさんの心の中で続いているヨ。
おじさんの贔屓目は差し引くとしても、いや、それでも
随所で主役の内田有紀をくってたよ。さりげなくね。
彼女の演技だけでも1000円(シネカノンは水曜日は男も1000円)
は安かった!!

2007年11月13日火曜日

PA会 合格祝賀会

合格祝賀会第3弾は「PA会」。「パー・かい」と思ってました。すみません。
「ぴー・えーかい」とお読みするんですな。
会場では、仕事上で少しつながりのある弁理士の先生にお会いした。
やんわりと会社を辞めることのリスクについて、ご指摘を受けた。
少しめげたけど、それだけ親身になってくれてのご意見だとも思う。
確かに経済的なことだけ考えたら会社にいる方が安全ではあるんだよね。
でも経済的なことが最低ラインでクリアできるなら、
お金に換算できない僕の人生におけるメリットをとるという選択だって
あながち非合理な選択だとも言い切れまい。
まあ、いずれにしろ、なんでわざわざ、わざわざ、わざわざ、
リスクを冒すのか、よーく考えた方がいいのだろうけど、
ほんとうに大事なことは、最終的には理屈より直感で決めた方がいいというのが
僕の生き方でもあるのだからして、
理屈だけでどちらかの選択を完全に正当化することは多分できないことなのだと思う。
まあ、とは言っても、直感だけじゃ猿と変わらないので、
そこにいたるまでは理性でよーく外堀を埋めていこうと思うが。
幸か不幸か時間は少しある。ぼちぼち考えながら歩いていこう。

完全禁煙10日達成

禁煙草を最後に吸ってから今日で10日。ニコチン入りの普通の煙草を最後に吸ってからだと、24日。
まだ、ほんの時折、吸いたくなるときはあるが、
日常を送る上で、とりたてて煙草を我慢しているという感じではなくなりつつある。
なんか突発的に或いは発作的に失敗しなければ、このままいけそう…、大丈夫だと思う。
煙草のことは禁煙が破れたときか、完全禁煙2ヶ月達成(正月三が日明け)のときに
また書こう。便りのないのは禁煙続行の証拠ということで…。

無名会 合格祝賀会

 昨晩は無名会の合格祝賀会へ入って来た。弁理士クラブのに比べると質素な感じだった。まあ、営業マンというよりは職人の集まりと思えば、これはこれでありかなという気がした。後半は就職活動会という感じだったので、今年、就職(転職)の意思のない僕はやや手持ち無沙汰になってしまったが、今晩もこりずにパーティーに参加するつもり。
 そもそもパーティーって、あんまし得意じゃないんだけどね。宣伝部のときも、いろいろと華やかなパーティーはあったけど、あんまし得意な分野ではなかった。何か用事があって話す分には、知らない人でも全然平気なんだが(面接とかはむしろ得意)、とりあえず話すために話すっていうのが、あまり得意ではないんだよね。一種の人見知りかもしれない。まあ、ぼちぼち、いきましょう。先は長い。

2007年11月11日日曜日

今日はさぼっちゃいました

先週、千代田区大会で敗戦したために
野球の試合もなくなり、一日フリー。
今日は一日、たっぷり勉強をするはずだった。
朝一、髪を切りに行った。
これはまあ、予定通り。
その後、子供を友達のうちまで送る。
これもまあ仕方ない。
なんとなくうだうだしているうちに昼になる。
午後から頑張ろう。
どうしてもやる気がおきない。
気分転換に散歩を兼ねて借りていたDVDを返しに行く。
その帰り、ふらっとパチンコ屋に入る。
少しだけのつもりが、思わぬ大勝利。しかし5時間を費やす。
帰ったらもう家族は夕食を食べ終わっていた。
一人でおでんを温めて食べる。
その後、テレビで野球と映画を観てしまう。
今日はおしまい。
こんな日もある。
明日から頑張ります。


2007年11月10日土曜日

合格祝賀会 弁理士クラブ

弁理士クラブ」主催の合格祝賀会に参加してきた。
少し話しをしていただいた
先輩の弁理士の先生から、
文系・43歳の自分も努力次第では、
明細書を書いて食っていけるようになりうるという
話をきけて、少し気が楽になった。
もちろん、相当な努力は必要なのだろうが、
報われる努力ならね。そこは頑張らなきゃしょうがない。

2007年11月8日木曜日

グッド・シェパード

映画を観た。「グッド・シェパード」。今年11本目である。
受験勉強を始めた一昨年は一年で38本観ている。
去年は勉強のため自重して、それでも22本観ているから
今年は多分ここ数年にない少ない本数になりそうだ。
でも合格したのだからよかった、よかった。

会社に入った頃は年に100本くらい観ていた。
映画とともにある人生、ずっと続くものと思っていた。
しかし、続かなかった。
正直、劇場のロビーで、そこが自分の仕事とはもう関係のない場所であることに
一抹の寂しさを覚えることは未だにある。

でも映画が仕事ではなくなって、
かえって純粋に映画が楽しめるようになった気はする。
自分が宣伝するとしたら…とかは、もう映画観ながら考えなくなったからね。

マット・デイモンはエッジが利いてキャラが立っていてよかったけど、

アンジェリーナ・ジョリーは僕的にはトゥームレイダーのときの方が好みだなぁ。

2007年11月7日水曜日

あの世へ報告

タケちゃん。タケちゃんが死んでから、5年たったね。
俺、タケちゃんが死んでから3年間くらいはショック引きずったままで、全然駄目だったけど、
でも2年前、自分なりに一念発起して、人生の後半戦、前向きに生きるために、勉強始めたんだ。
自分がポンコツでないってこと自分自身に対して証明したくてさ、
多分、今まで生きてきた中で一番必死に勉強したよ。
そして、昨日、合格したんだ。弁理士試験ってやつ。
タケちゃん、弁理士って知ってる?多分知らないよね。
俺も3年前はこの世にそういう職業があることを知らなかった。
でも、なかなか面白そうな仕事なんだよ。

ただ、合格はゴールでなくて、新たな目標へのスタートに過ぎなくて、
つまり、まだまだ、これから先の方が勉強しなくてはならないことは多そうなんだけど、
でも、一度は、先の人生なんてどうでもよくなっていた俺にとって、
もう一回、未来に向けてスタートが切れるってことは、ある種、奇跡にも思えるよね。
人生終わったような気持ちでつらい日々を過ごしていた頃には、こんな日が来ることは想像もつかなかったからね。
タケちゃんのところへ行くまで、あと何年残っているかわからないけど、
その間に、あといくつか、ささやかな奇跡を起こしていこうと思っている。
そんな俺のこと、見守っていてくれ。よろしくな。
とり急ぎ報告まで。
友へ 友より

2007年11月6日火曜日

弁理士試験合格

 特許庁の掲示板を見てきた。受験番号を3度繰り返し確かめた。勉強開始から2年余、この2年間はほんとによく勉強したものだ。とりあえず、よかった。ほんとうにたいへんなのはこれからだけど、そのたいへんで楽しそうなことにトライする権利をえたことを素直に喜ぼうと思う。
 N先生、ゼミのみなさん、ほんとうにありがとうございました。みなさんのお陰で2年で合格できました。
そして、何より、2年間支え続けてくれた妻に感謝したい。感謝を具体的な形で返せるようになるまでは、まだ道は遠いのだけど、いつか、きっとちゃんと返すから、それまで待っててな。もうひと頑張りするから。

 
 

2007年11月2日金曜日

TOEIC


とりあえず、通勤の往復、犬の散歩中、聞いている。
シャワーのようにほとんど聞き取れない英語を
ひたすら浴びるのもいいのかもしれないが、
これは、一応、キーになる単語の意味を日本語で逐一言ってくれるので
聞いていてちんぷんかんぷんということはなく、とっつきやすい。
一応、高校までで習った文法が分らないことはないと思われるので、
まずはボキャブラリーを増やすことから始めてみている。
暗記はつらい年頃なのだけど、あるていどは覚えないことにはどうにもならないので。
チャレンジ、チャレンジ。
11月25日からは、Z会の講座にも通学することにした。

禁煙草2週間

 最後にニコチン入りのほんものの煙草を吸ってから今日で2週間。
 今日の昼食後に最後の1本の禁煙草を吸った。
 これから完全禁煙体制に突入する。
 一応、今日から1ヶ月くらいは要注意期間ではあるが、なんとかいけそうな気はする。
 いや、しかし、最初の3日はつらかった。あれをもう1回やり直すことを思えば、今、喫煙を我慢することはたいしたことではないと思える。